バイヤーズ・プレミアムがまた上昇:サザビーズとクリスティーズは28%、ボナムズは30%、100万ドルの作品はいくらになるか
サザビーズは2026年2月、ハンマープライス200万ドルまでのバイヤーズ・プレミアムを28%に引き上げ、クリスティーズが9月1日に追随、ボナムズは10月1日に最初の区分を30%とした。サザビーズの手数料引き下げから2年、料率表と計算。
サザビーズかクリスティーズでハンマープライス100万ドルの絵を買うと、請求書は今や128万ドルになる。売上税は別だ。2年前、サザビーズの短命に終わった簡素化制度なら、同じ作品は120万ドルだった。
この8万ドルの差が、2024年以降の手数料の歩みを物語る。
The Art Newspaperによると、サザビーズは2024年、大半の作品のバイヤーズ・プレミアムを20%、600万ドル超の部分を10%に下げ、1%の諸経費を廃止し、売り手手数料を一律にした。長続きはしなかった。2025年2月17日からは100万ドルまで27%、100万〜800万ドル22%、それ以上15%に戻り、売り手の条件も個別交渉に戻った。諸経費は廃止のままだった。
1年後、さらに踏み込んだ。Artlystによれば、サザビーズは2026年2月に最初の区分を28%に上げ、対象をハンマープライス200万ドル(ロンドンでは150万ポンド)までに広げた。22%の区分は200万〜800万ドル(150万〜600万ポンド)で、それを超える部分は15%となる。
クリスティーズは2段階で続いた。2025年9月に150万ドルまでを27%(従来は最初の100万ドルに26%)、800万ドルまでを22%(従来21%)とした(Artlyst)。USA Art Newsが9月3日に報じたところでは、2026年9月1日からワインを除く全部門で200万ドルまで28%、800万ドルまで22%、それ以上15%を課している。2大オークションハウスの料率表はこれで同じになった。
ボナムズは低価格帯でより大きく上げた。2026年10月1日から最初の2万5,000ポンド(3万5,000ドル)に30%、50万ポンドまで28%、100万ポンドまで25%、500万ポンドまで21%、それ以上14%。ワインとウイスキー、コインとメダル、自動車とオートバイは対象外だ。法律事務所Grossman LLPによると、フィリップスは200万ドルまで29%、800万ドルまで22%、それ以上15%で、2025年からはセールの48時間以上前に低い予想価格以上の拘束力ある入札を出した人に1〜4ポイントの割引を設けている。
大きな作品で計算してみよう。ハンマープライス1,000万ドルなら、サザビーズとクリスティーズの2026年料率では218万ドルが上乗せされる。最初の200万ドルに28%、次の600万ドルに22%、最後の200万ドルに15%。つまり21.8%増しだ。サザビーズの2024年制度なら160万ドル、16%で済んだ。買い手にとって、ハンマープライスは決して支払額ではない。
美術品のリターンを測る人にとっては重要な点だ。オークションで買った作品は、ハンマープライスの5分の1から4分の1超の費用を背負ってスタートし、売るときには売り手がまた手数料を払う。Unicorn Art Clubでは購入と売却の費用をビークルが実費で負担し、上乗せはない。Unicorn Privateは売却時にのみ利益の20%を受け取る。費用の一覧は出典欄のガイドにある。
投資には元本を失うリスクがあります。
出典
- The Art Newspaper, Sotheby's U-turn on new fees structure, 19 December 2024
- Artlyst, Sotheby's new strategy signals higher auction fees for buyers, 22 February 2026
- Grossman LLP, Spring 2026 auction season: examining recent changes in buyer's premiums, 14 May 2026
- USA Art News, Christie's and Bonhams increase buyer's fees, 3 September 2026
- Unicorn Art Club, guide: how to invest in blue-chip art through Unicorn Art Club